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on(197×年6月4日)
道東在住。
山はのんびり、植物を愛でながら歩く。
速さにもピークハントにも興味がない。
と、こだわりを見せつつも、
初心者ではないが初級者である。 
スキーの経験もないのに
テレマークスキーのかっこよさに憧れ、
ひょんなことからテレデビュー。
デビュー1ヶ月後まさかの骨折。
骨折しても懲りもせず次シーズンにはまた練習開始。
今もまだ練習…山に行けるレベルは遠い。
いつまでもテレマーカーになれず、
最近はアルペンに買い替えようかなという弱気な一面もあり…
アルペンなら滑れると思ってるのか?という友人の言葉のビンタをくらい、それは保留。

2016年から2年間の働きながらの進学で山もスキーのも遠ざかっている現在。


それでも、“明日死んでも後悔しない人生”を座右の銘に、
自分らしい選択を続けて積み重ねていく所存です。

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遊歩塾 ①

2012/10/14(日)

参加してきました!

今回で3回目かと思いますが、多分遊歩だけで言えば私は皆勤賞ではないでしょうか。

樹木の話は大好き!

田代先生(九州大学足寄演習林)の話も超ツボ!

山がラストに近いので、山にも行きたいけど、

これは外せない!!

1210140001集合場所
午前10時、野中温泉前集合。

参加者の姿が見えます。

2組の方が到着しておらず待ちますが現れず。

結局運営側が連絡してみたところ仕事で行けませんと言われたらしい。

なんで電話ぐらいかけられないの??

不思議。

1210140004Tジュンキョウ


今回は野中さん家の庭からお話が始まります。

野中温泉周辺の標高は約700m。

ここから雌阿寒に目をやると、西山・北山の斜面溶岩ドームが見えます。

1210140009溶岩ドーム


雌阿寒は複数の火山体からなっていて、

ポンマチネシリ、中マチネシリ、 阿寒富士、西山、北山、南岳、 東岳、1042m峰

の八つの火山体でできています。

それぞれ異なる時期の火山活動で形成されているわけですが、

活発な火山活動によって、

攪乱・崩壊が頻繁に起こっているということです。

頻繁といっても、去年一昨年とかの話でなく(笑)

数百年~1万年単位のお話です。

攪乱とは台風や山火事、雪崩、火山噴火などで、

樹木が倒壊したり枯れたりして新たな生態系が形成されていく事です。

雌阿寒山麓でいえば火山噴火で…ということになります。

雌阿寒山麓では100年単位のスケールで、

その植生の変化が見られると田代先生は言います。

とても面白い林だと言います。

私は田代先生がとても面白いと思っています。

まあそれはいいか。

野中温泉コースから雌阿寒岳に登ると、早くも3合目で見られるハイマツですが、

九州・四国にはないそうです。

本州中部以北・北海道・千島・サハリンに分布しています

アルプス等、2000級の山でないと出てこなくて、

森林限界の最後に出てくる・・・のに!!

川湯では標高100mくらいで見ることができます。

硫黄山の駐車場のすぐ横です。

と言われてみて…

そう…思い出してみると、確かにあの辺にハイマツがわーっと生えていて、

理由はわからないのだが、

「なんかヘン」

と思っていた。

でも何が「ヘン」なのかはよくわからなかった。

標高の低い場所にハイマツがあったから、

なんだか見慣れないなと感じていたんだ。

あースッキリ。

野中さん家の庭木にハイマツがある…

1210140005野中さんっちの庭木は


もちろん自生したものではなく、

植えられたものなのだが。

ハイマツの実はいわゆるナッツでおいしい実がなります。

おじさんがむしってるけどこれは違反ですと田代先生。

ハイマツの種子散布の主役はホシガラス、その辺にブンブン飛んでいます。

ハイマツはゴヨウマツの仲間。

1210140006ハイマツの葉


ゴヨウマツの葉は束ねると円錐になっていて、

もとは1本の針を5本に割ったような形。

6Pチーズならぬ5Pチーズです、と先生は言う。

6Pチーズ


これ、何回も言っていたフレーズなのでお気に入りなのだろうか、ウフ。

断面は三角形だそうです。

アカエゾ・クロマツは四角形。

ハイマツが這って生えるのは雪があるからではなく、

なくても這って生えます。

高地の積雪期に適応して生えるのです。

今は違うけど、

昔は普通の松が山で生えると這うのだと思っていました。

高くなっても水が吸い上げられないというのもあり、

やっぱりハイマツは高地に適した形なんだな~

野中さん家の庭にはシラカバやダケカンバもあります。

庭にダケカンバ??

シラカバとダケカンバは幹だけで単純に判別するのは難しいようだ。

1番わかりやすいのは葉だそうです。

白樺→標高の低い場所(700~800mで消える)
   葉脈が浮き出ない・幹が白い・果穂は下向き

1210140008白樺の葉


岳樺→標高の高い場所(1400mから混じる)
   葉脈が浮き出る・幹が褐色・果穂は上向き

1210140007.jpg


白樺は、山火事の跡などで何も無くなったところに生えるそうです。

明るいところが好きで暗いところは我慢できないので、

自分が育つと下は暗くなるから子供が育たない…切ないわね。

先生はパイオニアって言っていました。

山火事のあとってことは、

土壌はある(栄養はある)が、何も生えてないところで生育するってこと。

じゃあ土壌もなくなってしまったら誰がパイオニア?

私の愛するアカエゾマツでございます。

先生のお話では…

面積の広いアカエゾの林は道北にもあるが、

火山性の純林では日本一と言えるのではないか

という美しいアカエゾの純林がここだそうです。

激しく同意!!!

アカエゾ好きの私はアカエゾに会いにあちこち行きますが、

この雌阿寒の麓のアカエゾの純林より美しいものはないと思っています。

こんなに高さも太さも揃って、まっすぐ空に向って伸びている…

ああ胸がキュンとする…。

おっとそれはおいといて。

先生のお話に戻ります~

オンネトー側と野中温泉側ではハイマツのベルトが違う。

野中温泉側の方が低いのでより環境が厳しいと推察されるとのこと。

たとえば雄阿寒岳は山頂直下までハイマツがある…植生が違う。

これは火山活動のせいです。

→垂直分布は標高だけで決まっているわけではない。

そして雌阿寒の登山口(野中温泉コース)へ移動します。

1210140010雌阿寒登山口付近へ


足元がふわふわしています。

私はアカエゾの葉が落ちて積もったからだと思っていたけどそうではなく、

泥流で火山灰が降り積もっているから…?という話。

堆積した火山灰には栄養がありません。

なので、上から降ってくる雨水の栄養だけでなんとかやります…

というアカエゾがまず育つ。

肥沃な土地ではほかの生物、病原菌に勝てないから。

何もないクリーンな場所で、雨水に含まれる栄養だけでやりくりする。

アカエゾマツの生育する場所は
       火山灰礫地(十勝岳山麓・雌阿寒周辺など)
       高層湿原 (道北・道東・高地に多い)
       蛇紋岩地帯(神居古丹帯など)
       海洋の砂地(国後・根室付近)
       山火事のあと
       岩礫地(北見東部,雄阿寒岳,雌阿寒岳山麓,十勝岳山麓,定山渓,羊蹄山麓)


1210140012倒木の裏は火山灰

湿原などはいつまでも土ができないのでアカエゾしか生えないので更新していきます。

しかしこの雌阿寒山麓のアカエゾマツは

攪乱がないと自分の落ち葉の養分で土が出来るのでもう生えられないのです。

今この森で見られる稚樹はほとんどがトドマツです。

アカエゾの稚樹はいずれ枯れるでしょうとのこと。

300年~400年かけて育って、土が出来てくると自分の子供は育たない。

切ない~。

もしくはまた攪乱がおこるか…か。

溶岩や火山灰などで土壌のなくなった場所に最初に育つ…一次遷移→アカエゾマツ

土壌がすでにあり、微生物なども存在するが、

伐採や火事などで何もなくなった土地に育ってくる…二次遷移→岳樺など

先生は人間に例えたりしながらわかりやすく説明してくれますが、

たまに専門用語も出てくるのでそれはメモメモ。

キーワードとしてあとで調べます。


そして今日はここまで!!!

②へ続く!いつ書けるかわからんが!

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Comment

おおお・・・・・・

めっちゃアカデミック仕様ONちゃん・・・
さすがだ、ほんの触りだけど読んでるだけで超勉強になった。
コレでオイラも山博士(笑)

ふーんなるほど!

こんにちは。
先日はどうもでした。
なるほど、この集まりだったのですね。
こういうのも楽しそうですね。

でもみんなが来たのでモコを野中温泉に連れて行けませんでした。

MYORさん

どうも、秋になると登場するアカデミックonですv-17
もうこれで力つきて書けないかもしれない…
力不足ですわ…

北のかもしかさん

いやーあそこでお会いするとは!
びっくり&嬉しかったです~
この集まりだったんですよー
モコはあのあと湯の滝で湯につかってました…

勉強になりました~

こんばんは。
いやーマジで勉強になりました。
シラカバとダケカンバの見分け方とかハイマツの植生なんて…どこでも生えていると思っていたよ(笑)
今度から注意して松の木を観察しないとね!
②にも期待してるよ!

TOSHIPAPAさん

木がわかると山はもっとおもしろい気がしてます。
好きなんだけどなかなか覚えられません~
道東にいると針葉樹の森がほんとに多いので、
知りたい熱も上昇するのです~
②はまだ手付かずで…えへ。
へえ~と思ってもらえるように書いてみますe-257

ふむふむ・・・

そうだね、樹木の種類とかその分布がわかるともっと山に登っても楽しいね?
私も時計ばかり見ないで、もっと周りの木や雲やお空を眺めよう!
それにしてもonちゃんいつもながら深いよねー
ちゃんと学習しているところが素晴らしい!
私なんて、先生のメガネの奥のおめめが気になってきになって
多分、顔ばかり眺めちゃいそう

カナリーヌさん

いろいろ知るともっと楽しい♪と思います。
でもカナさんはアスリートだからな~(笑)
私のメモのスピードはすごいっすよ。
そして話聞きながら超真剣にメモしてるのって私ぐらい??
でもこの田代先生、ほんと私のツボなんですよね。
喋り方とか、言葉の選び方とか。
寡黙そうなのに喋ったらセンスのある学者肌って私のツボ…
ちなみに目はまんまるでかわいいんです。
非公開コメント

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